リスクを考え過ぎると身動きが取れなくなる

こんばんは
居酒屋BARオーナー電脳せどらー
ハイボール飯島です。

 
つい先日、
「ムカデのジレンマ」という話を聞きました。

 
聞いたことありますか？

 
有名な逸話なそうですが、
私は初めて聞いてなるほどと思いました。

 
ムカデは百足という名前からも分かるように、
たくさんの足をもっています。

 
そこで、カエルが
「ムカデさん、そんなにたくさんの足を上手に動かして歩いているけど、
正確にはどういう順番で足を動かしているのですか？」

 
と聞きました。

 
すると、今まで自然と歩いていたはずのムカデが、
全く身動きが取れなくなってしまい、
とうとう餓死してしまったという話です。

 
考え過ぎると
動けなくなることの喩え話だそうです。

 
人間についても似たようなことが
言えるのではないかと思いました。

 
例えば、
移動手段について考えてみます。

 
車やバス、タクシーは追突や衝突、
接触の事故にあう可能性があります。

 
では、電車は？
電車は脱線事故や人身事故の危険があります・・・などと、

 
リスクを考え出したらキリがありません。

 
もし、１番安全な徒歩で移動するとしたら、
行動範囲は狭まり、出来る行動が制御されてしまうでしょう。

 
しかも、徒歩も絶対に１００％安全かと言うと、
そんなことはありませんよね。

 
自分が徒歩で、気を付けて歩いていたとしても、
車に引かれたり自転車とぶつかったりと
事故に巻き込まれる可能性はあり得ます。

 
どんなことでも
100%リスクがないということはありません。

 
リスクを考え過ぎると人は身動きが取れなくなり、
行動が出来なくなります。

 
それはビジネスでも同じです。

 
どんなに優秀な人でも、
考え過ぎたり分析しすぎたりすると
いざ行動にうつす時にリスクを考えて、
動きが抑制されることがあります。

 
人はリスクを予測することは得意ですが、
チャンスを見極めることは困難なものです。

 
実は優秀な人ほど、
考え過ぎて動けなくなります。

 
しかし、行動を起こさないことが、
最大のリスクになる場合があるということを忘れがちです。

 
綿密な計画は必要ですが、
スタートしないと結果は出ません。

 
考え過ぎず、
なるべく積極的に行動することは大切です。

 
ビジネスにおいては絶対ということと、
ベストということはほとんど存在しないのです。

 
なぜなら、何がベストなのかは
やってみないとわからないということが
多くあるからです。

 
最初からベストを目指すのではなく、
やりながら試行錯誤して、
結果的にベストにつながるということを
目指すのが良いです。

 
その成功を繰り返すことで、
自信にもつながってくるのだと思います。

 
私も、脱サラして居酒屋BARをはじめました。
うまく行かないので、必死に考えて電脳せどりをはじめました。

 
今では居酒屋BARが
上手く行かなくて良かったと思っています。

 
電脳せどりに巡り会うこともなければ、
この記事も書いていないでしょう。

新しいことを始める時に、
最初からベストを目指したわけではありません。

 
色々と試行錯誤した結果、
今につながっています。

 
しかし、成功体験は自信になっています。

 
これから先も、
全くリスクがないなんて言えませんが、
積極的に行動することは続けていきます。