Amazon安全データシート（SDS）提出依頼と対応方法

こんにちは、ハイボール飯島です。

動画版はこちらです。



Amazon（アマゾン）で危険物商品を販売していると、安全データシート（SDS）の提出を求められることがあります。

SDS?

安全データシート？

初めて私も聞いたときには何のことかわからなかったですが…….

そんな書類提出依頼されたときの対処法について。

Amazonで安全データシート（SDS）の提出を求められるケース

化学物質を含んだ製品の有害性を記載した資料のことです。

日本では、かつて化学物質等安全データシート(MSDS)と呼ばれてました。

危険物として規制される可能性のある化学物質ベースの商品がAmazonでは対象になります。

Amazonルールで危険物とは、可燃性・腐食性物質・加圧物質・人体に健康被害のおそれがある物質が該当し、商品保管時の取り扱いや、輸送時に危険を及ぼす可能性があるものを指します。

SDS(安全データシート)提出依頼を受ける商品は、Amazonのジャンルでは危険物に該当する商品の該当が多く、販売にあたっては資料をAmazonに提出すると危険物の判定が速やかに行われ、FBA出品が可能かが判断されます。

良くあるケースは

• いままでAmazonFBAで販売されていない商品
• 販売していたけどその商品の危険性をAmazonが見直すとき

こんな時に、このSDSの書類の提出を求められます。

Amazonで危険物として規制される可能性のある商品

通常考えると、この商品が危険物？と思われる商品もたくさんあります。

下記画像記載の通り、具体的な商品についてはASINチェックツールで確認しましょう。

Amazon販売する商品の危険物確認方法について

セラーセントラル画面の検索窓に「危険物」と入力すると、ヘルプで危険物の分類を管理すると出てきます。

ここで、出品予定商品のASINを入力して確認すると良いです。



次へのボタンを押すとASIN入力画面になります。



AISNを入力して実行すると、対応方法のメッセージが出ます。



表示されるメッセージの内容は下記画像のとおりです。必要な対応のとおり進めると良いです。

安全データシート（SDS）入手方法は？

安全データシート（SDS）の入手方法（もらいかた）ですが、卸仕入れの場合は仕入れ先の卸問屋に依頼、もしくはメーカーに○○卸問屋から仕入れている貴社商品のSDSが欲しいと依頼しましょう。

連絡については、メールだと卸問屋やメーカーに後回しにされそうなので、私は電話で依頼しました。

貴社の商品を仕入れたのだけど、Amazonで商品販売する際、商品の安全データシート（SDS）が必要になりましたので資料提供してほしいのですが…..と頼むと良いです。

ちなみに卸問屋・メーカーでも、資料提供してくれない・もらえないところも多いです。

ネット上に公開されてる場合もあるので「商品名　安全データシート」「商品名　SDS」などで調べてみましょう。

これについては、グーグルで検索してみて下さいね。

これは一例ですが、一般社団法人　日本試薬協会のSDS検索です。

こんな感じで会社によってはネット上で資料を取り寄せられるケースもあるので確認してみましょう。

SDSの入手ができない場合は？

電脳（ネット）仕入れであれば、事前にリサーチや仕入れ対象商品を危険物判定してから仕入れすれば、仕入れしたけど販売できないなんて事態は防げます。

小売店からの仕入れの「せどり仕入れ」の場合は、SDSの発行は通常出来ないと思います。

また、卸問屋やメーカーで資料発行してくれない場合もあるので、そんな時の対応法について

自己発送で販売する

SDS（安全データシート）を求められるケースはAmazonFBAに納品して販売する商品です。

FBA納品せずに自己発送で販売しましょう。

Amazon内で商品ページがある商品であれば、自己発送であれば販売可能です。

他販路で販売する

あとはメルカリやヤフオクなどの別販路で販売しましょう。

このような資料を求められるのはAmazonだけなので、他の販路ではうるさく言われることはないです。

まとめ

危険物もしっかりルールを理解して取り組めば、そんなに難しく無いです。

提出する資料をきっちり整えれば先行で販売することができます。

また、もしFBA販売出来なくても、自己発送であったり他の販路で売る方法もありますので、まずは少量からテストで仕入れしてみるのも良いですね。

これみて、あー面倒くさいって思った人いると思いますが「面倒くさい＝人が嫌がる＝稼げる」ってところは稼げるところです。