Amazon販売で返品詐欺！悪質購入者にやられた商品すり替えと対応法

こんにちは、ハイボール飯島です。

動画版はこちらです。



2016年から卸問屋で商品を仕入れしてAmazonで販売しています。

Amazonで販売量が増えてくると一定量でてくるのが商品の「返品」です。

販売者としてはできる限り返品返金は避けたいところですが、Amazonでは到着から30日以内であれば返品・交換が可能とアナウンスしていて、未使用かつ未開封の商品を返品した場合は全額返金。

購入者の自己都合で開封済みの商品を返品した場合は購入金額の50%が返金されます。

下記はAmazon公式の案内です。



※但し、一部商品いついては未開封であっても購入者都合で返品できないものがあります。

雑誌、植物、化粧品、サプリメント、食品や飲料など

詳しくは下記Amazon公式の「返品・交換の条件」をみてください。

返品・交換の条件

この30日間返品を良いことに悪質な購入者がいることも事実です。

商品の返品返金で悪質購入者にやられた実例

悪質購入者の実体験ですが、過去にバッテリー内臓のスマートフォンケースを新品販売したことがあり、商品のすり替えにあったことがあります。

購入者がいままで使用していて充電が弱くなった汚れたスマートフォンケースを返品してきて、Amazonに当時クレームを入れたところ、返品商品写真提出、シリアル番号、仕入れ先の請求書（領収書）などを提出しましたが、FBA納品時の写真がなく、資料不十分ということで残念ながら商品代金の補填が認められませんでした。

理不尽で非常に嫌な思いをしました。

上記はスマホケースが汚れていたのですぐにすり替えとわかりましたが、内蔵するバッテリ―関係（スマホ、デジカメなどのバッテリー）などは商品の見た目ではわかりづらく、商品外側だけみても判別つかないことがあります。

他には友人の話ですが、販売商品の蛍光灯をすり替えられたという話もありました。綺麗に箱の中に戻されていて確認しなければ気がつかなかったといっていて、非常に悪質なケースです。

電池で動く動作品、バッテリー、浄水器のカートリッジなどのすり替えには注意です。

他には違う商品が送られてきたと言って、自分では販売していない商品を平然と送り返してくるケースもあるようです。

商品がすり替えられたと思ったら

商品がすり替えられたと思ったら、Amazonテクニカルサポートに連絡しましょう。

その際、商品の写真（FBA納品や出荷のときの写真）、シリアル番号（製造番号）、購入証明書（請求書・注文書）が求められますので、事前に高額商品やすり替え被害が多発している商品はいつでも資料を提出できるようにしておきましょう。

ただ、Amazonも上記資料を準備したからといって、必ずしも訴えが認められ商品代金が補填されるわけではないです。

もし、すり替え被害がある商品については、FBA販売を中止して出品者出荷（自己発送）に切り換えて販売するのが良いです。

FBA販売だと私たちに連絡なしでAmazonカスタマーサポートを経由して購入者は商品の返品が可能です。

商品返送ルートはAmazonFBAを経由してから、私たちがFBAから返品手配をかけて、私たちの手元に商品が戻ってきます。

ワンクッションあることで商品すり替えがしやすくなります。

これを出品者出荷にしてAmazonカスタマーサポートを介さず、購入者との返却対応を自分で行い、返却先住所を自宅にすることで大幅に改善が見込まれます。

購入者も直接私たち販売者にすり替えた商品を送りつけることは、なかなかしづらいと思い、抑止効果があると思います。

めったにあることではないですが、もしすり替え被害が複数回ある商品については、出品者出荷（自己発送）に切り換えて販売するのが良いです。