買い物難民は地方だけじゃない！都心でも増え続けている

こんにちは
居酒屋BARオーナー電脳せどらー
ハイボール飯島です。

 
買い物弱者という
言葉を聞いたことはありますか？

 
買い物弱者とは……

「足が不自由だったり、
駅やバス停などから遠く離れたところに住んでいたりして
日常の買い物が難しい人たち」のことを言います。

 
全国の買い物弱者は、
２０１５年の段階では約７００万人もいるそうです。

 
しかも、
５年前に比べて１００万人も増えています。

 
また今後さらに増える
可能性があると言われています。

 
なぜ、
買い物弱者は増えているのでしょうか？

 
経産省は高齢化の加速が
一番の要因であるとしています。

 
買い物弱者と聞くと、
山あいの過疎地などのことを
思う人が多いかもしれません。

 
スーパーまでが遠くて、
バスも２．３時間に１本しかないから
買い物が困難であるという状態が
想像しやすいですよね。

 
しかし実は都市部でも、
今後買い物弱者が増えるのではと心配されています。

 
なぜなら都市部であっても、
高度経済成長期に建設された、
いわゆるマンモス団地などでは、
急激な高齢化や住民の減少が進んでいるからです。

 
すると周辺のスーパーなどが撤退して、
買い物できるスーパーが近くに
無くなってしまうケースが見られます。

 
また、そういった団地は、
エレベーターがなかったり、
坂の多い地域に建てられていたりして、
買い物に出かけるのが大変な場所であることがあります。

 
買い物弱者が急増すると、
どのようなことが起こるでしょう。

 
買い物弱者の問題に詳しい教授は、
「都市部で買い物弱者が急増すると、
多くの人の栄養状態が悪化する恐れがある」と指摘しています。

 
そこで、こうした人たちに向けて
企業が新しい販売方法に乗り出しました。

 
それは、移動販売です！

 
４年前に徳島県でスタートしましたが、
今では各地のスーパーと提携し
全国で約１８０台の移動販売車が走っています。

 
この、移動スーパーは野菜や果物といった食料品だけではなく、
トイレットペーパーなどの生活用品も販売しています。

 
今後もこうした移動販売のニーズは高まるとして、
スーパーだけでなくコンビニエンスストア各社も
移動販売に乗り出しています。

 
他には、一軒一軒家を回って
必要な物を聞き取って配達する
御用聞きサービスを行っている会社もあります。

 
家まで来てくれるのは、
動くことが困難な人にはとてもありがたいですよね。

 
さらに、
商品を届けるだけでなく時には重い物を運ぶなど、
できる範囲で家のお手伝いをしてくれることもあるそうです。

 
とても便利なサービスですが、
信頼関係が大切です。

 
これまで全くなじみのなかった店の人が
このような御用聞きサービスを始めても、
住民が不安に思ってしまい、
利用しないということもあるそうです。

 
確かに、家に来るということは
安心出来る人にしかお願いできないですね。

 
新しく、このような事業を広げるためには、
いかに信頼関係を築いていけるかが、
重要になってきます。

 
高齢化と過疎化によって、
販売する側のビジネススタイルも
変化していることが分かりました。

 
今後ますます宅配事業の
需要は増えていくと思います。

 
それぞれの購入者に合わせたサービスで、
買い物弱者が減っていくと良いと思います。

 
ビジネスは
時代時代によって変化していくものです。

 
昔はこうだったって話は、
いまは超ハイスピードで変化していきます。

 
時代のニーズにあわせて、
商売を変化させる必要がありますね！