韓国の簡単すぎる運転免許の実情

こんにちは
居酒屋BARオーナー電脳せどらー
ハイボール飯島です。

 
もう６月ですね。
あっという間にGWから１ヶ月も経ってしまいました。

 
GWは旅行や帰省にどこかに行かれましたか？

 
車で出かけた方は、
渋滞などに引っかかると大変ですよね。

 
事故渋滞などが起こると最悪です。

 
そんな中、
少し前に驚くべきニュースを目にしたので
紹介したいと思います。

 
韓国では、
交通事故発生件数が
とても増加しているというニュースです。

 
韓国で道路に設置された電柱・道路標識などの
構造物との衝突事故による死亡率が
日本の約3倍に及ぶことが分かったそうです。

 
その理由は、
いくつか考えられます。
１つ目に、韓国は他の国に比べて
構造物を無分別に道路の近くに
設置することが多いことです。

 
構造物設置に伴う法的基準はもちろん、
安全対策マニュアルもない状況とのことで、
改善には時間がかかりそうです。

 
２つ目に運転免許試験が大幅に簡略化されたことです。

 
韓国では、
国民の負担を減らすためという理由で、
２０１１年に講習時間６０時間が１３時間に、
試験項目１５項目が２項目に、
取得期間（最短）１ヶ月が３日になりました。

 
私は、３日？？ととても驚きました。

 
3日で運転免許取れちゃうんです！

 
この３日には、
筆記試験も含まれているので、
実技試験は１日で終わります。

 
しかも、
練習はシュミレーターで行います。

 
モニターを見て、
ハンドル操作などを覚えるのです。

 
その光景はゲームをしているようなもので、
私はマリオカートと同じではないかと思いました。

 
そして、場内での実技試験は、
50メートルの直線区間を進むのみで終了となっていました。

 
合格率は９２．８％と誰でも簡単に受かります。

 
私はそのニュースを見て、
それでは交通事故が増えているのも
納得できると思いました。

 
国民の負担を減らすために、
試験を簡単にしても、
その大切な国民が事故で亡くなったりしては
全く意味が無いと感じました。

 
免許試験が簡単になり、
値段も安くなったことで
中国や日本から夏休みなどを利用し
免許を取りに来る学生が増えているそうです。

 
しかし、中国・上海市は
韓国国内の交通事故が増加したことを受けて、
韓国での取得免許を認めない方針にする動きを見せています。

 
日本では特に発表されていませんので、
動向を注目したいと思います。

 
そして韓国でも、
運転免許試験を厳しくする制度の運用が始まりました。

 
技能試験の走行距離は５０メートルから
３００メートル以上に延びました。

 
難コースが復活し、
評価項目も２つから７つに増やしました。

 
すると、
初日に試験場内での技能試験の合格率は
わずか１８．５％でした。

 
前回の９２．８％とは
全く異なる様相となりました。

 
それでも、
まだ少し安心できない点はあります。

 
試行錯誤して、
きちんと免許試験の制度を確立して欲しいです。

 
日本は交通文化や交通意識が
世界トップクラスの国だと言われています。

 
それは、
免許試験もしっかしとした制度があり、
高い意識で臨んでいるからだと思います。

これからも、
事故の少ない国でありたいですね。