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厚生年金値上げで影響があるのはどんな人?!

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こんにちは、ハイボール飯島です。

2020年9月から値上げされた厚生年金保険料は、どのような方が値上げの対象となるのでしょうか。

今回は、厚生年金保険料の値上げの対象となる方や、対象となった方に出てくる影響について紹介していきます。そ

れでは、まず最初に厚生年金保険料の、値上げの対象となる方についてチェックしていきましょう。

厚生年金値上げ対象となる人とは!?

4月から6月の平均報酬月額を基準として厚生年金が決定されるため、この期間に報酬が高かった場合は厚生年金が値上げされる可能性があります。

また、厚生年金の金額はこの期間を基準に決定し、9月の給料から1年間適応されます。

そして、この平均報酬月額が今年度2020年9月から63.5万円以上だった方が、厚生年金の値上がりに該当します。

この厚生年金の値上げは、現在厚生年金の加入者である4400万人の内の約290万人となっており、年収800万円代の方も対象となり、住宅ローンや教育費が多くなりがちな所得層となっているため、この年収の所得層の方は負担が多くなる可能性があります。

厚生年金が値上げされてしまうと負担ばかりが心配ですが、増額に伴って将来の年金も増えるので、この機会に老後の年金の増額も含め、将来設計を建てておくことがおすすめです。

それでは、次に厚生年金保険料の値上げによってどのような影響がでるのか、具体的にチェックしていきましょう。

厚生年金保険料の値上げによる影響とは?!

厚生年金保険料の値上げに該当した方は、年間3万円程度の厚生年金保険料が増額されます。

この金額の内訳は、月に増額される厚生年金保険料が5490円となり、この金額を会社と折半で負担するため、自己負担額は半分の2745円です。

これを一年で計算すると、年間32940円の増額となります。月に換算すると負担額は少なく済みますが、年間にすると意外と負担になってしまう家庭も多いのではないでしょうか。

しかし、厚生年金保険料の値上げは、このようなデメリットばかりではありません。厚生年金保険料を支払うことによって社会保険料控除を受けることができるため、税金の負担額が減ることや、老後の年金額が増えるといったメリットがあります。

まとめ
厚生年金保険料の値上げと聞くとマイナスなイメージがあり、該当したくないという方も多いでしょう。

しかし、意外にも厚生年金保険料の値上げによって得られるメリットも多くあります。

とは言っても、コロナ渦の中収入が減ってしまった家庭も多く、値上げが家計の負担となってしまう場合もあるかもしれません。

本記事では、具体的な保険料の値上げの金額についても紹介しているため、将来の資産設計や家計管理の参考にしてみてください。
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