資格をとるのと仕事があるのは別の話です

こんにちは
居酒屋BARオーナー電脳せどらー
ハイボール飯島です。

 
最近「○○検定」というのは
世の中の流行りになっているといいます。

 
確かに、「〇〇検定を受けた」と言うだけで、
他から賢そうに見えますし、話題になります。

 
こんな検定あるんですね笑
http://yakeikentei.jp/
 
会話の幅も広がると思いますので、
人気の理由は分かります。

 
知識を増やしたい、楽しく学びたい、
またキャリアアップにつなげたいという目的で資格をとるのであれば、
ぜひ知的向上を目指して、資格に挑戦して欲しいです。

 
しかし、中には職を得るため転職のために
資格を取るという考えの人もいると思います。



 
資格があることは、職を探す上で、
一つの選択肢になりますし、
何らかの資格を持っていることで
就職に有利に進むことはあるかもしれません。

 
ハローワークでも資格の案内してますね。

 
日本社会は、年齢が上がるに連れて
就職が厳しくなる傾向にあります。

 
何も資格が無いと就職に苦戦すると考え、
新たに資格を取ろうとする人も少なくありません。

 
しかし、資格があるから仕事があるという考えは、
捨てたほうがいいと思います。

 
なぜなら、資格はあまり知られていないものなど含めると
数えきれないくらい数多くあります。

 
その中で仕事につながる資格はほんの一握りです。

 
医者や弁護士の様に、
その仕事をするために、
資格が必ず必要の職業でしたら、
資格取得が仕事につながります。

 
しかし、資格によっては、
求人が少なかったり、仕事が過酷だったり、
仕事がなかったりと
絶対的に安泰だという仕事は少ないのです。

 
ちなみに、
私は調理師免許を持ってますが、
あんまり就職には関係無いですね。

 
資格は一定の知識や能力を示すものとして
公的に認められていますが、
それだけで何か仕事になるわけではありません。

 
「簿記検定」も1級か2級であれば
履歴書でやや有利かもというレベルです。

 
他にも、秘書検定があるからと言って
秘書に必ずなれるわけではありません。

 
小学校では受けるように推奨されている漢字検定も、
あくまでも自分の能力や知識を高めるためのものであり、
仕事を手に入れるために役立つとは言えません。

 
ただ、資格取得が
意味のないものだとは言いません。

 
勉強することがムダではありませんし、
その知識が生かせる時がくるかもしれません。

 
自分の成長のための期間と考えられれば、
とても有益な時間であったと思えます。

 
資格を取れば、仕事が出来るという考えの人の多くは、
やりたい仕事ではなく、取れそうな資格という観点で
仕事を探したりします。

 
それでは、
長く稼げるようにはなりません。

 
ちなみにいま、
弁護士さんも税理士さんも、
個人事務所はドンドン閉鎖されています。

 
企業に勤めるなら良いですが、
結局のところ自分で商売するなら
営業力が必要です。

 
長く稼げるようになるコツは、
自分のやりたい仕事を見つけて、
自分で稼ぐ力をつけていかなくてはいけません。

 
私もサラリーマンを辞め、
料理学校に通い店を出しましたが、
収入が安定せず苦しみました。

 
料理人という
手に職を掴んだと思いましたが、
安泰とはいかなかったのです。

 
しかし今は自分で稼ぐ力を身に付けたので、
お店の収入をカバーし、
それ以上に稼げるようになりました。

 
自分で稼ぐ力に資格はいりません。
どんな資格よりも心強い力になってくれます。

 
闇雲に資格の勉強する前に、
稼げるビジネスを探す方が早いです。