落ちたリンゴも落ちないリンゴどっちも売れる!

こんにちは
居酒屋BARオーナー電脳せどらー
ハイボール飯島です。

 
今回はリンゴについて、
２つの話を紹介したいと思います。

 
果物のリンゴのお話しで
apple社のiPhoneの話ではありません。（笑）
 
１つ目は、
1991年に沖縄から北海道まで全国的に被害を受けた台風で
この台風は「リンゴ台風」と呼ばれるほど
有名な台風被害になりました。

 
その中で青森県のあるリンゴ農家が台風の被害にあってしまい、
収穫前のリンゴが９割も落ちてしまった話です。

 
もちろん、
リンゴがほとんど落ちてしまったら
どうしようと悩みますよね？

 
悔しさと悲しさで胸がいっぱいになると思います。

 
しかし、
この農家は落ちなかった残りの１割のリンゴに目を向け

 
落ちなかったリンゴ。。。
貴重なリンゴではないのか。。。
ん！？落ちないリンゴ。。。

 
これは縁起物ではないのかと考えました。

 
なんと、残ったリンゴを「落ちないリンゴ」として
1個1,000円で販売したのです。

 
すると驚いたことに、
全国の神社で飛ぶように売れました。

 
受験生の合格祈願、
縁起物として重宝されたのです。

 
 
２つ目は、
アメリカ・ミネソタ州でリンゴ畑に、
数十年ぶりに大粒のヒョウが降った話です。

 
収穫を目前に控えたリンゴを、
地面に叩き落とされ、
リンゴの表面にはヒョウの痕がつき
真っ黒に変色してしまいました。

 
リンゴ農家は、
大損害で途方にくれてしまいました。

 
しかし、リンゴ農家で働く
２０代の青年・ジョージだけは、
「チャンスだ！」と考えました。

 
そして驚くべき行動に出るのです。

 
落ちたリンゴを山積みにし、
その隣にこのような看板を立てました。

 
「自然の恵みを受けたリンゴです！
このリンゴは、数十年ぶりのヒョウに打たれた珍しいものです！
おかげで甘みが増しました。ヒョウに打たれた証拠は、表面の黒い斑点です。」

 
すると、
リンゴはあっという間に売り切れ
むしろ、例年より売上を伸ばしたのです。

 
 
以上がリンゴの2つの話です。

 
どちらの話も普通でしたら
予想もしない自然災害に
辛い状況に追い込まれるところですよね。

 
しかし、その苦境を発想の転換をすることで
乗り越えています。

 
ジョージに関しては、
何かが当たって黒ずんだリンゴは、
甘味が増しているという知識をもっていました。

 
そして、黒ずんでしまったという見た目の悪さを
甘味と珍しいヒョウという２つのことでカバーし、
貴重なリンゴだと価値を高めています。

 
普通だったら、
マイナスに捉えることをプラスに変えているのです。

 
とても素晴らしい発想です。

 
物の見方を少し変えるだけで、
ピンチはチャンスに変わるということが
良く分かる話です。

 
ビジネスは「発想」と「アイデア」がとても重要です。

 
ネガティブにならず、
前を向いて最善のアイデアを考えることが重要です。

 
ジョージのように、
自分のもっている正しい知識を、
上手くビジネスに活かすことが出来れば、
成果を出すことが出来ます。

 
それには「決断力」と「行動力」も必要です。

 
多少のリスクはあっても覚悟を決め、
実行しなくては成功を収めることが出来ないからです。

 
トラブルが起きた時には、
発想を転換させて
物事をプラスに捉えていくことです。