副業や個人事業主はいくらから確定申告する必要がある？

こんにちは、ハイボール飯島です。

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せどりAmazon販売などで、利益が出たら必要なのが「確定申告」です。

ただ、これって利益金額によって申告不要の場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。

副業や個人事業主の方であれば、計算する期間は、1月1日～12月31日で1年と数えます。

 
せどり副業で稼いでいる人は（サラリーマンや副業の方）
Amazonの出品料や配送手数料などの経費を差し引いて、給与以外の所得が雑所得が20万円以下となれば確定申告は不要ですが、それ以上であれば必要です。

個人事業主で専業の場合は
事業所得が48万円以下になる場合には、確定申告をしなくても良いとされています。

※2020年4月に税制改正され、以前は一律基礎控除額が38万円だったのですが、48万円に引き上げられました。

2020年1月～2020年12月分の確定申告から適用されます。

ただし所得が2,400万円以上の人は基礎控除額が減ります。＜下記画像参照＞

 


引用：国税庁＜基礎控除＞

 
収入 − 必要経費 = 所得金額です。

そして、この所得から各種控除を差し引いた額が「課税所得」です。

所得 − 各種控除（基礎控除48万円を含む） = 課税所得

 
この各種控除のなかには「基礎控除」という項目があり、上の計算で出た所得から48万円が全員一律で引かれます。

なので、所得が48万円以下の場合は自動的に課税所得もゼロになるので申告しなくても良いという事ですね。
 
 
ただし、売上400万円・経費380万円など、しっかり売上もあるのに経費がかさんで所得が低くなるようなケースも考えられます。

税務署は、最大７年間さかのぼって税務調査をすることができます。

売上や経費はちゃんと帳簿につけておいて、支払った経費の領収書などは捨てずにとっておきましょう。

 
将来税務調査が入った場合に、きちんと営業結果を説明できるようにしておくことが重要です。

個人事業主の場合は、48万以下でも確定申告した方が良い場合があります。

確定申告は白色申告・青色申告とあります。

白・青は申告者が選べます。

 
ざっくりと違いは、白色申告は申請書は簡単だけど控除が少ない。

青色申告は申請書類が手間だけど控除が多い。（損益計算書などの提出が必要）

 
青色申告の方だと、赤字を翌年以降に繰り越すことが出来ます。

もし、事業所得が赤字になる場合には、赤字を繰り越して翌年以降に節税するためにも確定申告しておきましょう。

しっかり税金を理解して節税することも、利益に直結します。

せっかく頑張ってせどりで稼いだお金をしっかり守ることは重要ですよ。

 

せどりの確定申告（まとめ）

サラリーマンや副業の方

Amazonの出品料や配送手数料などの経費を差し引いて、給与以外の所得が雑所得が20万円以下となれば確定申告は不要

個人事業主の方

事業所得が48万円以下になる場合には確定申告をしなくても良いが、青色申告の方だと、赤字を翌年以降に繰り越すことが出来る。

もし事業所得が赤字になる場合には、赤字を繰り越して翌年以降に節税するためにも確定申告しておきましょう。