AIスピーカーの登場で“ググる”時代は終わるのか？

こんばんは
居酒屋BARオーナー電脳せどらー
ハイボール飯島です。

 
AIスピーカーをご存知でしょうか？

 
AIスピーカーとは、AI（人工知能）が
搭載されたスピーカーで、
インターネットに常時接続されています。

 
AppleやGoogle 、Amazonなど、
大手企業がこぞって
「AIスピーカー」を発表しました。

 
各社が開発するAIプラットフォームを
内蔵するスピーカーです。

 
AIスピーカーの最大の特徴は
話しかけるだけでスマートフォンや家電などの
デバイスが操作できることです。

 
リモコンやスイッチ、
携帯などに直接触れる必要がないので、
家事など手が離せない場面での
活躍が期待されています。

 
他にも、ニュースや本を読み上げてくれたり、
天気を聞くこともできます。

 
さらに、ネットショッピングやデ
リバリーサービスの注文も可能です。

 
単純な指示に対応するだけでなく、
まるで人間同士が会話をしているように
様々なサービスを利用できるようになっています。

 
また、機能がアップデートされることにより、
さらに高度なやり取りが行えるようになるはずです。

 
 

現在発表されている主要な４つのAIスピーカー

 

１.AmazonのAIスピーカー「Amazon Echo」

「Amazon Echo」は、Amazonが開発するAI「Alexa」が搭載されていて、
アメリカでは既に発売されています。
Amazon Echoに話しかけるだけで
商品の注文ができる仕組みになっています。

 
他にも、ピザの注文から配車アプリ まで
デリバリーサービスにも対応しています。

 

２.Google のAIスピーカー「Google Home」

「Google Home」は、
Google のAI「Google Assistant」を搭載しています。

既にAndroid OS のスマートフォンに搭載されているもので
「OK Google 」と呼びかけることで、
デバイス の操作や音声検索ができます。

 
「OK Google」と話しかけている
CMを見たことはありませんか？

 
「OK　Google　新宿までの道を教えて」や
「熊の写真を見せて」などと語り掛ければ対応してくれるのです。

 

3.AppleのAIスピーカー「HomePod」

先に「Amazon Eco」と「Google Home」が発売されたので、
少し遅れをとりましたが、AppleのAI「Siri」を搭載し、
Appleミュージックの操作やメッセージの送信などに対応しています。
 

４.LINEのAIスピーカー「WAVE」「CHAMP」

2017年3月にクラウドAIプラットフォーム
「Clova（クローバ）」を発表しました。

 
そのClovaを搭載したAIスピーカーとして
「WAVE」「CHAMP」という2種類が発売される予定です。

 
 
それぞれ、色々な機能があるのですが、
最も便利なポイントとしては、
これまでパソコンやスマートフォンで、
操作しないと利用できなかったサービスを、
話しかけるだけで利用できるようになったことです。

 
大手の会社がAIスピーカーに
力を入れるのには理由があります。

 
どの会社も、
人々の行動や市場動向を把握し、
ビジネスにつなげています。

 
顧客の注文・閲覧履歴などのユーザーデータを確保し、
そのデータをもとに商品戦略や販売戦略を立てています。

 
そのようなデータの確保が
今まではネットを利用して押さえていましたが、
これからは音声入力という方法が加わることになります。

 
そのため、
どの会社もシェアを引き続き確保するために、
力を入れているのです。

 
今までスピーカーというと、
音楽やテレビなどを聴くためのものという
イメージがありました。

 
しかし、AIスピーカーは聴くだけでなく
対話をすることが可能になりました。

 
日本国内でも急速に注目が集まっているので、
“ググる”時代から“話す”時代に
変わっていきそうですね。