45歳以降の転職や再就職は厳しい！いまの職場で頑張ろう

こんにちは、ハイボール飯島です。

動画版はこちらです。



2016年から卸問屋で商品を仕入れしてAmazonで販売しています。

大学を卒業してから、21年間同じ会社に勤めていました。

2013年の43歳のときに脱サラして、その間には飲食店で働いたり、建設現場で働いたこともあり、2015年から居酒屋BAR、Amazon販売、せどり塾の運営をして現在生活しています。

私が会社員を長くしていたこともあり、そしていまは自営業のため、会社勤めの方に、将来の仕事に関して相談されることが多いです。

よくある質問が

• 部署や担当が変わり、やりたい仕事でないの転職したい

こんな悩みを多く相談されます。

今回は、45歳以降の転職は厳しい！いまの職場で頑張ろう

こんな話です。

45歳以降の転職や再就職は厳しい！

1.年収を上げることは難しい

十分な経験があり、ヘッドハンティングされるような超優秀な人であれば、管理職などで採用され年収アップも考えられます。

また、いままで年収水準が低い業界から高い業界に転職した場合も、年収アップは考えられますが、同じ業界内での転職や、一般的な人は45歳以降に転職することも難しい上に、年収を上げるのは至難の技です。

参考記事

転職で年収は下がるのはなぜ？後悔しない許容範囲の決め方と年収を下げないコツ

記事内では、2020年12月に厚生労働省が発表した「雇用統計調査」を元に転職で年収が下がるのは45歳以上と書かれています。

2.即戦力！まわりの期待値は異常に高い

45歳以上であれば、当然転職先では即戦力あつかいです。

転職したてのころは良いですが、半年、1年と成果がなかなか出ないと、まわりからの視線も厳しくなります。

元会社で働いていた時も、中途入社で何人か入っていますが、20代～30代で入ってくる人は中堅扱いで居心地が良さそうでしたが、特に私のいた部署は営業部だったので、契約をとってきてなんぼの世界です。

40歳を超えてから入社した人は、毎日プレッシャーとの戦いのようで、中途で入って数年でまた辞めてしまう人も多かったです。

3.人間関係はゼロからスタート

いままで長年社内でつちかってきた人間関係はゼロからスタートです。

組織が大きくなると一人で完結は不可能なので、社員同士の連携が必要です。

コミュニケーションスキルに自信があり、すぐに誰とでも仲良くなれる人であれば問題ないのですが、苦手な人は苦労すると思います。

優秀であれば、同世代の元々いる社員の妬みや意地悪にあったり、凡人であれば馬鹿にされたり、そんな先輩をたくさんみてきました。

「結論」いまの職場で頑張ろう

転職しても希望の部署に行けるかどうかはわかりません。

また人間関係を45歳から新たに構築していくことは大変な作業です。

もし、転職したい理由がパワハラや人間関係で精神的においつめられているのであれば、もちろん我慢せずに転職するのも良いですが、できる限り嫌な上司がいれば、さらにその上の上司に相談し部署を移動させてもらうなどして、居続けるのが良いです。

パワハラが酷く、上の上司に相談しても対応してくれない場合は、労働基準監督署にパワハラを受けたことを相談すれば対応してくれると思います。



東京労働局　総合労働相談コーナー

各県でも同じような労働相談ができると思うので、まずは相談しましょう。

あと、パワハラなどで精神的な病を発症し、会社を休職した場合、労災保険から休業補償給付をうけることができます。

なので、パワハラを受けた後、休職期間は決まっているかもしれませんが、給料をもらい続けるのも良いと思います。

45歳過ぎると会社員も折り返しを過ぎたところです。毎月もらえる給料はありがたいことで、生活の基盤になっていると思います。

いまの会社で活躍できないのであれば、会社は給料をもらう場所と割り切り、自分の好きなことなどで、副業を始めるのがおすすめです。