親の介護で退職！自分の老後はどうなる？

こんにちは
居酒屋BARオーナー電脳せどらー
ハイボール飯島です

 
「平均寿命」と「健康寿命」という言葉を知っていますか？「平均寿命」という言葉は、みなさんも昔からよく耳にする言葉だと思います。しかし、「健康寿命」は最近になってでてきた言葉ですね。「健康寿命」とは、介護などを必要とせずに日常生活をおくれる年齢のことをいいます。今回の「介護」というテーマにこの「健康寿命」は深く関係してきます。では、まずなぜ現在の日本は、介護を必要とする人が増えているのかご紹介していきます。

介護が増加する原因

介護と聞いて1番に思い付く原因は、高齢化社会ではないでしょうか。確かにこれは介護が増える大きな原因になっています。高齢化社会が進んでいることで、親の介護、老々介護、また、認認介護などが増えてきています。また、医療が進歩しているので平均寿命が延びてきていることも介護が増える原因になっています。ここでカギとなるのが先ほどの「健康寿命」です。健康寿命を過ぎてから平均寿命までの年数が介護が必要な年数になってきます。医療の進歩で平均寿命が伸びていきているので、この介護が必要な年数が年々伸びてきているんです。そして、介護が必要な平均年数は約5年～10年です。自分の親が介護状態になってしまったとき、場合によっては仕事を退社して、介護をしなくてはいけないこともありますよね。もし、そうなった時に介護には、いったいどのくらいお金がかかるのでしょう。仕事をやめるならいくら貯蓄があればいいのかも目安にできるので、参考にしてみてください。では、次に介護費用についてみていきましょう。

介護費用

例えば、在宅で介護をする場合は年間60万ほどかかります。これが仮に10年間介護が必要だった場合600万かかります。また、施設などに入った場合は、1番価格の安い特養で年間120万円です。老老介護になった場合年金からこの費用を出していかなければなりません。また、仕事をやめて親の介護をする場合、介護をしている間に自分も高齢者になっている場合もあります。そうなった時の為に、自分の老後の費用と親の介護費用を用意しておけたら安心です。では、いくら貯金があれば経済的な心配をせずに、介護をすることができるのでしょうか。

貯めておきたい金額

例えば60才から平均寿命までの自分の老後にかかるお金は、夫婦世帯で約5,000万円かかります。この金額は、自分が介護状態になってしまった時の備えも含めています。しかし、親の介護にかかる金額は含まれていません。親の介護を在宅でした場合は、ここにプラスで約600万円は用意しておくのが無難です。自分の老後の資金と親の介護費用の両方をいっぺんに準備しようとするとかなり大きな金額になってしまいますね。もし、突然介護が必要になってしまった場合なんかは、とても大変だと思います。突然の介護で理想的な貯金が用意出来ていない場合もあります。そのときは、完全に仕事をやめてしまわずに、在宅でできる副業で資産を増やすのもオススメですよ。

まとめ

介護は、経済的にも肉体的にもとても負担が大きくなります。自分が介護状態になっても親が介護状態になってもせめて経済的に悩まないようにいろんな方法を視野に入れて早めに検討しておくほうがよさそうですね。