副業やAmazon販売！初期段階での時給換算は駄目です

こんにちは、ハイボール飯島です。

動画版はこちらです。



2016年から卸問屋で商品を仕入れしてAmazonで販売しています。

私は大学を卒業してから21年間サラリーマンをやっていました。

2013年からは個人事業主として収入を得ていますので、会社員・個人事業主の両方の気持ちがわかります。

今回は副業スタートする方や脱サラして自分で事業をはじめる方に、お勤め仕事と自分のビジネスの違いについてです。

アルバイトや会社員は時給仕事

アルバイトや会社であれば、仕事を覚えていない段階でも時給は発生し給料をもらえます。

会社は月給制ですが、週5日勤務で始業時間・終業時間は決まっているので基本的には時給仕事と同じです。

新入社員でも1カ月後にはきっちり給料が入ります。

これは仕事の能力とは別でお金をもらうことができ、はじめましてとアルバイト先に初出勤した1時間目から給料を手にすることができます。

仕事で戦力になっていなくても、給料をもらうことができます。

私は営業職で私の会社は成果報酬型ではない月給制でした。

新入社員で入社1カ月目で客先に行って契約を取ってくるわけではなく、会社の利益に貢献していなくても、給料は1カ月目からちゃんともらえました。

自分で取り組むビジネスは完全成果報酬制

会社やアルバイトの感覚で副業をはじめると、ギャップを感じる人が多いです。

• 1カ月一生懸命頑張ったのに成果が出ない
• アルバイトと比べて時給で考えるとわりにあわない

自分で取り組むビジネスや副業は時給仕事ではありません。

当然ですが、完全成果報酬です。

いくら10時間働いても20時間働いても、1年、5年、10年働いても売上利益がなければ給料は0円です。

頑張ったとか、使った時間など、残念ながら過程は全く関係ありません。

成果と結果だけの厳しい世界です。

Amazon販売でも、はじめにAmazonのアカウントをつくって、販売する仕入れ商品を探して、AmazonのFBAに商品を納品して、購入者が購入して約二週間後にAmazonから入金。

ここまでの一連でも1カ月はかかると思います。

それでも、Amazon販売は比較的収益化までが早いビジネスです。

私の塾でも開始5カ月で月商100万円を超えてくるメンバーがいるので、ある程度軌道にのせるまでとても早いです。

Amazon販売だけに限らず、私のやっている飲食店・ブログ・YouTubeでも同じです。

飲食店であれば不動産契約から店舗改修など事前にお金が出ます。

会社員ではありえない先行費用で、これを回収するために、そしてさらに利益を得るためにスタートします。

計画段階やスタート時は、時給どころかマイナスからスタートです。

ブログやYouTubeも同じです。

1つ目の動画を2時間かけてつくりました。

ここでは1円も入りません。

YouTubeに動画をアップしても登録者数1,000人・および4,000時間再生されないと収益化できません。

自分のビジネスは完全成果報酬なので、いくら頑張ってもいくら時間を大量に使っても、売上がなければ収入はゼロです。

YouTubeでは、私の場合は特に収益化までたくさんの時間がかかり、定期配信スタートした2019年11月から1年9か月かかりました。

動画制作330本で登録者数1,000人および再生時間4,000時間に達成したので、編集など込みで1本2時間の作業時間で換算すれば、約660時間はタダ働きです。

時給1,000円で考えると66万円分はタダ働きですね。

どんなビジネスでもそうですが、特にスタートアップの段階ではタダ働きです。

準備も含めれば、開始1時間ですぐにお金になる仕事はないと思います。

時給換算は軌道にのってから判断

ただ時給換算の考え方は必要です。

初期段階やスタート段階はタダ働きと話しましたが、軌道に乗ってきたらはむしろ時給換算していきましょう。

時給を上げるために必要なことは

• 売上拡大と利益拡大
• 作業の効率化
• 経費削減

売上拡大と利益拡大

利益が10万円、20万円、50万円と上がって行けば、時給は上がります。

初期段階は採算があわなくても、利益が増えてくれば経費をのぞいても手残りが多くなってきます。

なので売上と利益を上げるためにどうしたら良いかを考えて取り組むことが重要です。

作業の効率化

時給を上げるためのポイントとしては、作業の効率化です。

売上と利益が上がっても、寝る間もないほど忙しいのでは時給はあがりません。

毎日8時間働いて月20万円と毎日16時間働いて月40万円の時給は同じです。

なので、無駄な作業をできるだけ排除して効率化を目指せると良いです。

毎日8時間働いて月20万円が毎日7時間になれば、同じ20万円であれば時給アップです。

なので常に業務効率化・時間短縮を意識していきましょう。

時間短縮できる便利なツールを使う、作業外注化、無駄な作業を減らすための活動の見直しなどです。

経費削減

直接作業とは関連ないかもしれませんが、事業に関わる経費削減も時給アップにつながります。

稼ぐも重要で節約も重要と私は他の記事やYouTubeでも言っていますが、

売上ー経費＝利益です。

作業に必要な経費や時間短縮するツールなどは絶対に必要ですが、最終的に利益を多く残すためには、経費削減も重要です。

まとめ

会社やアルバイトと、副業やAmazon販売など自分のビジネスで収益を得ることは全くの別物です。

特に立ち上げ段階、準備段階では売上や利益はありません。

当然タダ働きになりますが、軌道にのってくれば会社員やアルバイトの時給を越すことは可能で利益は無限大です。

やったらやった分、成果を出したら成果を出した分、自分にリターンがあるのが、会社員やアルバイトでは味わえない、副業やAmazon販売、自分主体のビジネスの魅力です。

ぜひ、楽しんで副業やAmazon販売に取り組んでいきましょう。