ゴルフクラブのような長物商品を送るときの梱包方法

こんにちは、ハイボール飯島です。

2016年から卸問屋で商品を仕入れしてAmazonで販売しています。

インターネットオークションやフリマアプリの普及により、自宅からさまざまな商品を発送する機会が増えました。なかでも「ゴルフクラブ」や「釣り竿」「スキーのストック」など、細長い形状の商品を送るときに悩むのが梱包方法です。

先日、わたしもメルカリでゴルフクラブを販売して、どのように送ろうか悩みました。

もちろん、配送業者が用意している専用の箱や、ホームセンター・ネット通販で販売されている長物用ダンボールを購入すれば問題なく梱包できます。しかし、発送のたびに専用箱を買っていてはコストがかさみ、特に利益の少ないフリマ取引では赤字になってしまうこともあります。

そこでおすすめなのが、スーパーなどでもらえるダンボールを活用し、自作で三角柱の箱を作る方法です。本記事では、コストを抑えつつ安全にゴルフクラブなどを発送できる梱包術をご紹介します。

長物商品の梱包が難しい理由

長さが既製品の箱に合わない：通常のダンボールは正方形や長方形が多く、ゴルフクラブのような長物には対応しにくい。
折れやすさ・破損のリスク：輸送中に曲がる力が加わりやすく、適切に梱包しないと破損する可能性が高い。
送料のサイズ制限：三辺合計で送料が決まるため、無駄な梱包は余計なコストにつながる。

スーパーのダンボールを再利用するメリット

コストがかからない（無料でもらえる）
環境にやさしい（リサイクル利用）
必要なサイズに加工できる（クラブの長さに合わせられる）

三角柱の箱を作る方法

用意するもの

スーパーなどでもらったダンボール（厚手がおすすめ）
カッターナイフ
ガムテープ（布テープ推奨）
定規・メジャー
緩衝材（新聞紙やプチプチ）

手順

ダンボールを広げて平らな状態にする。
クラブの長さ＋10cmほど余裕をもたせてカット。
幅を3等分して折り目をつけ、三角柱に折り曲げる。
ガムテープで固定し、片側を口として残す。
クラブをプチプチや新聞紙で保護し、特にヘッド部分は厚めに巻く。
クラブを収納し、余分なスペースに新聞紙を詰めて動きを防止、最後に口を塞ぐ。

梱包のポイントと注意点

強度を高めたい場合は二重にする。
先端部分は補強キャップを作って突き抜けを防ぐ。
三辺合計サイズを意識して送料を節約する。
見た目も丁寧に仕上げることで受取人の安心感につながる。

梱包方法は、アースダンボール公式チャンネルのこの動画がわかりやすいです。

配送業者ごとの対応

ヤマト運輸：「ゴルフ宅急便」という専用サービスがあるが有料。
佐川急便・日本郵便：一般宅配で送れるがサイズ制限に注意。自作ダンボールでも受け付けてもらえる場合が多い。

まとめ

ゴルフクラブや釣り竿など長物商品を送る際、専用箱を毎回購入するのはコスト的に負担です。そこでスーパーのダンボールを三角柱に加工する方法が有効です。強度を確保しつつコストを削減でき、さらにエコにもつながります。

フリマやオークションをよく利用する方は、ぜひこの方法を試してみてください。

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