Amazon販売！まずは1カ月で売り切る分を仕入れよう

こんにちは、ハイボール飯島です。

動画版はこちらです。



2016年から卸問屋で商品を仕入れしてAmazonで販売しています。

Amazon販売では、keepaなどのランキンググラフを読み解き、商品の仕入れをします。
はじめて商品を注文するときは、本当に売れるのか不安でドキドキしますよね。

「商品を注文するときは、どのくらいの量を注文したら良いですか？」

こんな質問が良くあります。

卸問屋仕入れの場合、購入数量が増えると仕入れ単価が安くなるケースもあります。



上の画像であれば、48点セットは745円、単品は782円と価格差があります。

できれば、少しでも利益アップを狙いたいところですが、まずは欲張らないで1カ月で売り切れる分を仕入れしましょう。

今回は、なぜ、1カ月で売り切れる分を仕入れるのか？

こんな話です。

1カ月で売り切れる分を仕入れる理由

1.長期在庫は資金繰りが悪くなる

Amazonでは仕入れした商品を売って、ようやくお金になります。

仕入れ値が安くなるからといって、売り切るのに6か月も1年もかかっていては、資金回収するのに時間がかかりすぎます。

ベテランのAmazon販売者さんであれば、商品を自宅や倉庫で寝かせておいて（保管しておいて）、商品が市場から少なくなるころに、価格高騰（プレミア価格）してから販売する方法もありますが、これは多くの資金がないとできません。



商品が倉庫や自宅にある期間は、売れずにお金に変換しないですからね。

また、経験をもとに自信を持って商品選定ができないとできません。

Amazon販売をはじめたばかりの人は、この意図して長期在庫保有する方法はおすすめできません。

2.予想以上に売れるまでに時間がかかることもある

keepaはあくまでも過去のデータです。


なので、仕入れ判断は過去のデータを元に売れるだろうという判断で商品を仕入れします。

予想通り1カ月で無事に売れれば問題ないのですが、過去のデータのように思いのほか売れなかったり、ライバル販売者の増加で売れ行きが落ちたり、まったく流行りが終わってしまい全然売れなくなったり、完璧に未来予測をするのは不可能です。

1カ月で売り切ると思ったものでも、完売するまで2カ月、3カ月と時間がかかる商品もでてきます。

これが大量に仕入れして、そもそも売り切るのに想定で6か月かかる商品だとしたら、物量が多い分さらに完売まで時間がかかり、全部売り切るまでには1年、1年半となってしまう可能性もあります。

見込み1カ月売り切りで仕入れしても、伸びてしまうケースもあり、また、はじめたばかりのころは仕入れミスも当然でるので、無理に何か月分も仕入れする必要はないです。

3.商品価格が値崩れする可能性もある

仮に順調に売れていったとしても、ライバルとの価格競争で値崩れする可能性もあります。

私も過去に一度も売ったことない商品を48個仕入れしたときに、ライバル急増でドンドン値段が下がり、売れば売るほど赤字になるという経験をしたことがあります。

Amazonでの値下がりは、ライバル販売者の値下げが原因で発生します。

誰か1人でも値下げすると、ズルズルと2,000円、1,980円、1,950円、1,900円と値段が下がってしまいます。

値下げする販売者に、そんな値下げしなくても売れるよ！って言いたいところですが、1人1人言ってまわるわけにもいかず、コントロールできないところです。

この失敗した48個仕入れが、1個、2個であればダメージは少ないです。

なのでライバル販売者との兼ね合いを考え、まずは1カ月売り切り見込みで商品を仕入れるのが良いです。

まとめ

セール品や廃盤品であれば、市場にある在庫を一気に大量買いする必要があるかもしれませんが、卸問屋仕入れは、在庫切れをおこさない限りは基本的にいつでも注文できて仕入れできる商品です。

大量に商品を仕入れして、仕入れ単価が安くなるのは嬉しいことですが、思い通りに売れなければ在庫の山になり、資金繰りが悪化してしまいます。

卸問屋仕入れは、欲張って慌ててたくさん仕入れする必要はないので、まずは、1か月で売り切れそうな分を仕入れして、実際に売れたことを確認して、徐々に注文数量を増やしていくのが安全です。

1個売れたら次は2個仕入れる。

2個売れたら次は4個仕入れるなど、徐々に注文数量を増やしていけば良いです。