こんにちは、ハイボール飯島です。

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Amazonで販売していて一番怖いのはアカウント閉鎖。

原因は、規約違反（コンディションガイドライン違反）、顧客満足度指数の低下や、真贋（偽物）商品販売の疑いをかけられ、証明できなければアカウント停止、閉鎖においこまれます。

私も過去にYahoo!ショッピングから仕入れた商品で真贋の疑いを晴らせず、Amazonアカウント閉鎖の経験があり非常に嫌な思いをしたのを覚えています。

今回は実際にAmazonアカウント閉鎖になると、どうなるかって話をしたいと思います。

実際Amazonアカウントが閉鎖になると復活可能？対策は

実際Amazonアカウントが閉鎖になると

 Amazonアカウント停止で商品販売ができなくなる

Amazon販売アカウントが停止になると、問題が解決されない限りは商品の販売はできません。

基本的にはアカウント停止から閉鎖に移行し、停止中に改善案や仕入れ証明書類の提出を求められます。

ここでAmazonを納得させられる資料を提供できないとアカウント閉鎖になります。

私は残念ながらAmazonを納得させられる資料提供ができず、アカウント停止から閉鎖になってしまいました。

停止状態であれば、改善書で再開の可能性があるかもしれませんが、一度閉鎖が決定すると再開はほぼ難しいと思います。

閉鎖の判断が下されたあとは、いくら文書を送っても無機質なテンプレ文書が送られてくるばかりでした。

 
まず、実際にアカウント停止になると下記のようなメールが送られいてきます。

2016年当時のものなので、現在の文書と内容が違うと思いますが、基本的なところは変わらないと思います。

 


以降改善書や請求書などの資料提供をして、Amazonアカウントスペシャリストに認められなければ、下記画像のようなメッセージがきます。

 


何度か資料のやりとりをして、Amazonから資料不足と判断されると、最後にアカウント閉鎖の通告がきます。

 


 
ここからの復活は非常に難しく、ほぼ無理だと思います。

【重要】Amazonアカウント停止の連絡がきたときの対応について

アカウント停止の連絡がきたときには、改善策や資料の出し惜しみせず一回目から全力で対応しましょう。

初動が大切で、中途半端な対応をすると一気にアカウント閉鎖に追い込まれます。

一回目の改善案や資料提供だけではなかなか停止解除になりません。

追加資料や改善案の提出は何度か必要ですが、相手の求めている内容（提供資料や改善策）を理解し100％要求に応えていきましょう。

資料不十分を繰り返しやりとりが長引くにつれ、復帰が難しくなります。

一度アカウント閉鎖連絡がくると回復は不可能に近いです。

 

Amazonアカウント閉鎖で売上金が90日間保留される

通常は2週間に一度売上金の入金があるのですが、アカウント閉鎖になると90日（3カ月）振り込まれず留保されてしまいます。

閉鎖の時点で、ペイメントアカウントに残高がある場合は、購入者がマーケットプレイス保証を申請できる期限（90日後）が経過した後、振込み手続きが開始されます。

資金に余裕がある場合は良いですが、3カ月間売上金の入金が止められてしまうので、当然資金繰りが悪くなります。

クレジットカード払いで商品を仕入れしている場合は、3カ月入金がないと支払いが大変です。

FBA在庫は30日以内に返品手配をかけないと廃棄

アカウント閉鎖が決定してから、Amazonは異常に冷たくなります。

パートナー関係が解消されたので当然ですが、FBA在庫の返品手配を30日以内にかけないと在庫はすべて廃棄されます。

早くでて行って下さい！って感じです。

FBA（Amazon倉庫）に入っている商品がたくさんあればあるほど、この商品返品の受け取りが大変です。

私のところは幸い返送商品を置くスペースが確保できましたが、当時Amazonの大きなダンボール箱で毎日ひっきりなしにヤマト運輸さんが10箱、20箱と返送商品を運んできて受け取りだけでも大変でした。

受け取ったダンボールもすぐに開封し商品の整理をしないと、家の中に商品をおくスペースが確保できず、毎日この受け取り作業に手間取っていたのを覚えています。

物量が多ければ家に入らない可能性もあり、家の中がダンボールだらけになります。

Amazonアカウント閉鎖にならないための対策

コンディションガイドライン（規約ルール）を確認

Amazon規約違反にならないように販売していくことです。

なので、自分の販売するジャンルのルールは一読しておきましょう。

• コンディション違反（中古扱い商品を新品で販売など）
• 事前許可が必要なブランドの販売
• 知的財産権の侵害
• 並行輸入品を正規品で販売

このあたりは注意していきたい点です。

発送遅延や評価など顧客満足度の維持

FBA販売であれば発送遅延はAmazonの責任なので問題ないですが、自己発送商品での発送遅延やキャンセルをくりかえすとアカウント停止になる可能性が強いです。また購入者評価が非常に悪い場合も注意が必要です。

真贋（偽物）の疑いがかけられそうな商品を販売しない

商品に真贋（偽物）の疑いがかけられると、販売者にAmazonから仕入先からの請求書など資料提供を求められ、これをクリアできないとアカウント停止・閉鎖になります。

実際、アカウント閉鎖の経験もあり私は完全に卸問屋仕入れに移行したのですが、一番良いのは偽物がでまわっているブランドや商品を取り扱わないことです。

ブランドバックやブランド香水など仕入れるときに、その商品の偽物が海外ででまわっていないか確認するのが良いです。

偽物がでまわっているブランドの確認方法

Googleで「ブランド名　偽物」で検索してでてくるブランドには注意してください。

あとはAmazonの商品レビューを確認するのが良いです。

たくさん「偽物」とコメントある商品は仕入れを見送る方が安全です。



こんな偽物コメントがたくさんある商品を仕入れると、実際に仕入れている商品が本物でも疑われる可能性があるので注意が必要です。

調査が入れば、一時商品の出品停止やアカウント停止になり、仕入れ先の請求書提出を求められ、疑いを晴らすには時間がかかります。

 
仕入れ商品については、上記のポイントに気をつけていきましょう。