現役30年！まだやれる～お祖父さんに金メダルを

こんにちは
居酒屋BARオーナー電脳せどらー
ハイボール飯島です。

 
平昌オリンピックでは、
日本選手団は冬季五輪
史上最多の１３個のメダルを獲得しました。

 
私たち視聴者も
大いに楽しませていただきました。

 
メダルは獲得できなくても、
それぞれの種目で
色々なドラマがあります。

 
小平主将が
たくさんの競技できれいな花を
咲かせてくれたと話していました。

 
出場選手がそれぞれの力を
出し切り活躍してくれました。

 
そして3月9日から18日までは
平昌パラリンピックが開催されます。

 
熱い闘いが期待できますね。

 
そこに出場予定の新田佳浩選手は
冬季パラリンピック1998年長野オリンピックから６大会、
連続出場していてレジェンドと呼ばれています。

 
新田選手は、
日本の障害者ノルディックスキー選手で種目は、
クロスカントリースキー、バイアスロンです。

 
実は新田選手は3歳の時に
祖父が運転していた稲刈り機に巻き込まれて、
左前腕を切断するアクシデントに見舞われました。

 
そしてその翌年の
4歳の時にスキーを始めます。

 
当時のことを新田選手は
「まだ幼くて腕が生えてくると思っていた。」
と話していました。

 
また新田選手のお祖父さんは、
自分のせいで申し訳なかったが、
私を責めたりすることは全くなかった。
言っていました。

 
新田選手は、
自分は大丈夫だよ！とお祖父さんを安心させるため、
パラリンピックで金メダルを目指すようになります。

 
そして2010年バンクーバーパラリンピックで
日本選手団主将を務め、
クラシカル10km及びスプリント1kmで
ついに念願の金メダルを獲得しました。

 
お祖父さんの首に金メダルを２つかけ、
新田選手は満面の笑みで隣に並んでいました。

 
お祖父さんは

「次回のパラリンピックでも、金メダルを取って欲しい。
私もその姿が見たいから長生きするよ。」

 
と話していましたが、
残念ながらその2年後に
お亡くなりになってしまいました。

 
2014年ソチでは、
残念ながらメダルに届きませんでしたが、
新田選手は諦めていません。

 
挫折しかけたり、怪我に悩まされたり、
辞めたくなった時もあると思いますが、
今まで３０年以上続けてきたことに尊敬します。

 
自分はまだやれるという、
強い気持ちをもち続けています。

 
自分を信じることが、
さらに自分を高めてくれるのだと思います。

 
また、お祖父さんに
もう１度メダルを捧げたいという気持ちが、
３０年経っても闘いつづけられる秘訣かなと思いました。

 
私は３０年以上続けていることが
あまり思いつきませんが、

 
自分はまだやれるという気持ちと
誰かのためにという強い気持ちがあれば、
何事にも諦めずに続けられるのかなと思います。

 
パラリンピックでは、
新田佳浩選手の活躍に
注目したいと思います。