欲しい欲しいではダメ！自分からも与えるように！

こんにちは
居酒屋BARオーナー電脳せどらー
ハイボール飯島です。

 
東京医科大学で得点操作という
驚くべきニュースが
飛び込んできましたね。

 
受験生にとって、
憤りを感じる事件です。

 
その背景に
医師不足の現状があるからと
ニュースでは言われていました。

 
もちろん、どんな理由にせよ
あってはならない事件ですが、
医師不足は日本では深刻な問題になっていると
叫ばれています。

 
特に地方での医師不足はより深刻で、
住民が十分な医療が受けられないということが
問題になっています。

 
また、医師が足りないことで
お医者さんは自分の専門外の症状も
見なくてはいけないという
事例が増えているそうです。

 
そんな中、
現役の整形外科医が
起業して会社を立ち上げました。

 
その名もアンター株式会社です。

 


 
つながる力で
医療を支えるということを
コンセプトにしています。

 
会社を立ち上げた代表取締役の中山さんも、
自分の専門外の患者さんと
向き合わなくてはいけない時に出くわし、
専門書を見ながら四苦八苦した経験がありました。

 
そこで、一人の医師の能力には限界がある、
それぞれの医師の知識を
共有出来ないかと考えました。

 
中山さんはまず自分の専門外の
内科医に資料の提供を
お願いしてまわりました。

 
しかし、
断られること５０件以上。

 
普通50件断られたら、
凹んでしまい、断念する人が多いと思います。

 
ただ、中山さんは諦めず、
考え方を変えました。

 
「もらうだけではダメだ、自分も何か与えないと。」

 
そして、
中山さんは自分のもっている知識を
与えるために内科医に講義を行い、
連絡先を聞き、つなげることにしました。

 
また、
「５分以内に必ず質問に答えます。」と
自分の連絡先を教えました。

 
そして、いつどんな時でも
質問に答えられるようにしました。

 
車を運転していてスマホが鳴れば、
路肩に止めて質問に答えたり、
夜中の２時や３時に連絡があれば、
飛び起きて答えるという生活を半年以上続けていきました。

 
これも！本当にすごいです。
自分の目標達成のために、
突き進みました。

 
今では、地道な努力が実を結び、
１０００人以上の医師が繋がる
アプリを開発しました。

 
そのアプリでは、
自分の専門外の患者さんを診るケースなどの時に、
レントゲン画像などを添付して、
アドバイスを受けることができます。

 
特に医師が不足しがちな地域では、
宿直が１人しかいないということも
少なくありません。

 
緊急で専門外の分野の患者さんが来た際、
短時間のうちに回答を求めなくてはいけない
場面があるでしょう。

 
このアプリなら、
登録している１０００人以上の医師からの
アドバイスを早急に受け取ることが出来るのです。

 
このアプリの完成には、
中山さんの諦めない強さがありました。

 
５０件以上断られた時に、
考えを変えて別の方向から
またアプローチを進めていったことが
素晴らしいと思います。

 
すぐに、諦めてはいけませんね。