いまの若いやつは…..

こんにちは
居酒屋BARオーナー電脳せどらー
ハイボール飯島です

 
私の店は私が47歳ってこともあり、
30代～50代の会社員のお客さんが多いです。

 
 
会社内の話、仕事の話など
色々聞かせてくれて楽しいです。

 
良く聞く話ですが、
「最近の若いやつは……」ってフレーズですね。

 
昔私たちも20代のころ良く先輩から言われました……..。
今はその私たちの年代の人間が言ってます(笑)

 
このフレーズ。私は絶対使いません!
 
最近の若い奴っていう時点で、
自分が時代からずれているんです。
 
良く聞くのは、
「最近の会社の若いやつは飲みにも誘っても行かない。
飲みに行くのも仕事の一環なのに！」

 
私と同年代の会社員の方が、よく言うフレーズです。

 
僕も店としては、
若い人が来てくれると嬉しいですが
確かに飲む人は少なくなりました。

 
でも、それは悪いことではありません。
 
それが時代の流れです。
 
「飲みに行くのも仕事の一環なのに！」って言っている人は、
いまの20代～30代の人の気持ちを理解していない証拠です。

 
なぜ行かないか？
「理由は同じ会社の人と飲んで、使う時間に価値がないからです。」
 
 
いま会社は、
私が就職したころの25年前の時と時代が違います。
当時は終身雇用・年功序列っていう会社が多かったです。

 
黙っていても給料は右肩上がり、
年を取れば年齢順に
30歳で主任・35歳で係長・40歳で課長と全員昇進していく時代です。

 
そのころは、
会社に真面目に行って上司のいう事を聞いていれば
全員昇進し、定年まで安泰っていう仕組みでした。

 
当然会社の上席と関係良くすることが一番の仕事でした。
飲みに行くのも重要な仕事でしたね。

 
私もそのころのとっても嫌な上司に営業部だったのに、
「営業先よりも俺に営業しろ！お前の査定つけるのは俺だぞ」 って言われたことがあります。

 
当然リストラや派遣なんて言葉もなかったです。
今は当時より状況は良くないですよね。
正社員になるのも大変です。

 
会社もいつ解雇になるかわかりません。
会社員の平均年収も400万円代と25年間あがっていません。

 
平均年収が変わってないなら問題ないのでは。

 
違うんです。

 
いま日本は異常に格差が出来ています。
古くから会社に残っている、40代以上が異常に多いです。
彼らの給料は当然高くなります。

 
若くて正社員になりたくても、なれない人がたくさんいます。
企業側も派遣という形で給与を抑えたり、
新しく正社員で雇っても安い賃金であったりです。

 
「夜飲みに行ったら、残業代くれますか？」
って聞くのは当然ですよね。

 
どうせ飲み行って
上司から説教されるなら行きたくないですよね。

 
僕もいま20代で会社員だったら、
間違いなく聞きますし、行かないですね。

 
「いまの若いやつは……」
私の会う20代～30代の方は、
ちゃんと人生考えています。

 
会社の雇用と給料があてにならないので、
仕事を終わらせた後に
自分で副業にチャレンジしてる人も多いです。

 
そしてすごく研究していて、
私も話を聞いて勉強になります。

 
居酒屋BARを経営している私が言うのもなんですが、
お酒飲んでるより有意義な時間です。

 
僕たちの40代以上の世代も
むしろ見習うべきです。