横綱稀勢の里は日本人が好きな理想の形

こんにちは
居酒屋BARオーナー電脳せどらー
ハイボール飯島です。

 
先日の大相撲3月場所で
新横綱の稀勢の里が2場所連続優勝しましたね。

 
 
千秋楽は大関照ノ富士に2番続けて勝ち、
歴史的な逆転勝利でした。

 
新横綱の優勝は、
１９９５年初場所の貴乃花以来２２年ぶりだそうです。
なんてったって日本人横綱は19年ぶりですからね。

 
左腕の付け根に、
黒いあざがありテーピングで固めている姿は
痛々しくもありました。

 
怪我をしていても、
力士生命を縮める強行出場だったとしても、
二度と後悔はしないように出場を決めたそうです。

 
２０１４年に、
右足親指の靱帯を痛めて
千秋楽を休んだことがあったのです。

 
それは稀勢の里にとって１５歳で入門した時から、
たった１度の休場でした。

 
現役関取最多記録だった
連続出場も９５３回で止まりました。

 
そのことを今でもずっと悔いている
稀勢の里はこう語っています。

 
「力士である以上、土俵に上がれるなら、 上がるのが僕ら。それしかない」
 
このセリフから、稀勢の里の人柄を感じます。

 
１つのことをとことん突きつめ、
真摯に相撲に向き合う完璧主義者です。

 
稀勢の里は、
中学卒業後にすぐに鳴門部屋に入門しました。

 
それまでは相撲とは縁がない
野球少年だったそうです。

 
しかし、高校に進学することなく、
相撲に打ち込むことになりました。

 
入門してからは毎日泥だらけになるまで稽古に励み、
初土俵から安定して勝ち越しを重ねて十両昇進をします。

 
その後、１８歳３か月という貴乃花に次ぐ
史上２番目の若さで入幕を果たします。

 
師匠の教えを忠実に守り、
周囲にも期待されていましたが、
大関昇進までは長い道のりになります。

 
最終的に大関になれたのは、
新入幕から４２場所かかり、
史上５位のスロー記録になりました。

 
そして、横綱にはより険しい道のりでした。
綱とりのチャンスが何度もあったものの
ここ一番で負けてしまうことがあり、
チャンスをものに出来なかったのです。

 
悔しい思いをしながらも、
ずっと諦めずに取り組み続けました。
そして今年やっと横綱に昇進が決定しました。

 
大関昇進後、歴代で最も遅い記録でした。

「（優勝まで）随分長くなりましたけど、
色々な人の支えがあってここまで来られた」と、
稀勢の里は、語っています。

 
多くの人に支えられた
感謝の気持ちを心にもって
ずっと努力してきたのだと思います。

 
稀勢の里30歳、
相撲人生が半分の15年。

 
結婚はまだまだ考えてないそうです。

 
その理由は、
相撲に集中したいからだそうです。

 
 
ここにも稀勢の里の1つのことにしか取り組めない
不器用さと一途さが出ていると感じました。

 
いままでモンゴル出身の3横綱が
相撲界を引っ張ってきましたが、
待ちに待ったの日本人横綱の誕生です。
国民の期待は大きいですよね。

 
また、苦労人であり、天才タイプではなく、
不器用で一つのことをやり続ける誠実な姿は
日本人が最も好きな理想の人物です。

 
 
ちなみにこれ欲しいんですけど、
思いっきりプレミア価格です。定価は300円です。
http://mnrate.com/item/aid/B06XNQG5QY
発見したら、即確保して下さいね！